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特撮とソフビと日常
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 公害問題や脱工業化に揺れ、高度経済成長にかげりがみえはじめた1971年日本。それは暗雲たちこめる時代の曲がり角でもあった・・・。

「帰ってきたウルトラマンDVD第13巻特典映像のナレーションより」

 ウルトラシリーズにはその時代が生んだキャラクターというのが必ずいる。そんな時代を象徴しているともいえるキャラの中で個人的に気にいっているキャラを発掘してみようかと思っている。

 新しい(そうでもない)概念キャラ。怪獣でも超獣でも宇宙人でも怪人でもなくキャラ。そう呼ぶほうが彼らに愛着がよりわく気がするじゃないか。ぜひそんな呼び方を普及させたいもんだ。自分でも馴れてないわけだけど。あの怪獣いいキャラだよね、とかいう使い方がベストだろうか。

 上の特典映像をみていて気がついたがそういえば劇中で東京タワーを打ち倒した怪獣が地味にいた。名をノコギリンという。東京タワーを倒した怪獣というのはそうそうたる顔ぶれなわけでそうもいないわけだがその中でノコギリン。

 パーティ会場のそうそうたる顔ぶれの影にひっそりとノコギリン。会場に入れず係員に詰めより「え?俺も倒した倒した」って感じだろうか。真っ二つに折っていた。なんかかぼそい光線発射して。それなのに私たちの記憶から消えているなんて。その状態がおもしろい。探せばもっとそんな奴がいるかもしれない。
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 「好きな怪獣は?」

 「エレ―ドータス」

 「嫌いな怪獣は?」

 「エレドータス」

 「え?好きな怪獣と同じじゃないか。」

 私もこんなわけのわからないことをいう子供であったから(今でもだが)よく周囲をいらつかせるということが多い。自分が伝えたいということをうまく相手に伝えることができない。だからいらつかせる。

 私は本当に他人をいらつかせる自信がある。反応が薄いからかもしれない。別にいらつかせたいと思っているわけではない。そういう人間にあったらぜひそこらへんの複雑さを理解してもらいたい。でも大抵いらつくんだろうけど。自分でもなんとかしなきゃなと思う性格だ。
 紙芝居に新風というタイトルのニュースをみた。タイトルだけでどう新しいのかはわからない。やはりなにかネット環境を使ってやる紙芝居だろうか。そんな想像が思い浮かぶ。

 さて、ウルトラシリーズで紙芝居といってまっさきに思い浮かぶのが帰ってきたウルトラマン第46話「この一撃に怒りをこめて」だろう。侵略宇宙人ズール星人が紙芝居屋に化けて地球侵略計画を遂行するといった内容。さらに交通事故の濡れ衣をMATに着せるという悪質な行動をとる。

 帰ってきたウルトラマン後半の侵略宇宙人はよく罪を他人に着せるということをよくやる。本当に悪質極まりない連中だ。そんなズール星人はなぜか紙芝居屋になり出現する。紙芝居は70年代あたりで衰退していったと聞いたことがあるがあれはまさに末期の紙芝居屋の姿なのか。

 ズール星人の紙芝居は音響機材まで備えたなかなかハイテクな紙芝居なのである。場面場面で音楽が流れなかなか臨場感あふれる代物。テレビが普及しはじめた時代、紙芝居もテレビに追いつこうとした結果生まれた最後の創意工夫の姿なのか。でもそんなハイテク機材を搭載した(でもないか今からみたら)紙芝居屋が実在したとは思えないわけだけど。果たして。

 さて、このブログでは最近「帰ってきたウルトラマン」か「宇宙刑事ギャバン」の話題のみしか扱っていないがこの2番組の共通点は何か。私は2人の出演者が思い浮かぶ。

 ひとりは岸田隊員=サンドルバ(西田健)。西田さんは今でも主に2時間ドラマで活躍している。でも私は人の顔が覚えられないので毎回ドラマ最後のエンドロールで名前が出て初めて出てたのかという感じなのだが。個人的に気がついたら出ているということが多い。顔をみかけたら特撮ファンはやはり岸田隊員だとまっさきに思うだろう。

 そしてもうひとりがこのズール星人=藤豪介(多々良純)。帰ってきたウルトラマンから10年経っているギャバンだがその人なつっこそうな姿が全く変わらず驚いた。ギャバン最終回の囚われの身であるにも関わらずおもしろいという姿が印象に残っている。実は私と同郷ということも最近知り驚いた。

 どちらもいいキャラである。さて他にも共通点があるのか。それから現在の紙芝居とはいったいどういったものなのだろうか。
 会社の昼休みはみんなで屋上などでバレーボールをする。そんな時代があったようだ。ウルトラシリーズなどの特撮を眺めているとその時代にしかみられない出来事にぶつかることが多い。

 屋上でバレーボール。そんな場面からセブン永久欠番もはじまる。それじゃあ見られないじゃないか。

 大丈夫だ。同様の場面を確か怪奇大作戦の「殺人回路」でみることができる。この番組もまた別の永久欠番が存在するわけだけど。そんなにバレーボールしているところみたいかというのもあるが。屋上がにぎわっていた時代があったということ。現在ビルの屋上はどうなっているのか。緑化されているのか。
 ソフビはやはり向かいあわせておいてみる。その状態をみて両者がどんな動きをするのか想像するだけでも楽しいじゃないか。例えば私の場合、キングジョーとウルトラの父を最近向かい合わせてみた。

 さあどんなことが想像できるだろう。まずスーパーロボットと大隊長が対峙という状態が出来上がる。もちろん劇中でそんなシーンはない。さあどうなる。両者即戦うことになるのか。

 万が一お互い握手をしだすということはないだろうか。そうなったら地球にいる私たちはいったいどういう解釈をすればいいのか。ペダン星人と同盟を結ぶウルトラ人という絵なのか。万が一それが地球侵略同盟だったら…。などといくらでも自分なりに物語をつくりだすことができる。なにもカードゲームで無理に戦わせなくてもいいんだあ。

 突然だがキングジョーってかっこいいのだろうか。驚くことに世の中にはかっこ悪いという人もいるのだ。日本初の合体分離ロボットでものすごい強さを誇るということは皆が認めるところ。だがかっこいいかとなると本当に人それぞれになる。今一度考えてみてほしい。後のロボットデザインと比べたり色眼鏡をとったりして考えるとキングジョーはかっこいいのか。

 しきつめるともしかしたらおもしろいデザインという感想に変わるかもしれない。それでも劇中の姿はかっこいいに変わらないだろう。



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