特撮とソフビと日常
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ロボット長官はなんか正義側の役がみたかったな。ウルトラシリーズでは見事に全部悪役。しかもどれも凶悪犯。改めて確認してみてもどれも凶悪犯。悪役でも宇宙特撮では科学を全否定する悪役でその他は悪の科学者役というのが印象深い。
さて、宇宙特撮おっさん怪獣の回。この回はシリーズ全体をみても印象的であった。最大のシュールシーン、マネキン巨大化。子供たちがおっさんを連れまわしていたらおっさんが店のマネキンに光線を放って巨大化させそれが店をつきやぶるという珍事が起きた。遠くからみると街の中に巨大なマネキンが静かに立っているというかなりの爆笑シーンになった。このシーンは笑わずにはおれん。当時それを狙っていたのか。あまりにもまぬけなシーンである。 そしておっさん自らも巨大化し先ほど巨大化させたマネキンを投げ飛ばす。なんでいちいちマネキンからめなきゃいけないのか。いちいち笑わせるな。特撮でも屈指のまぬけシーンである。ちなみに終始おっさんと呼んでいたがコメット怪獣ジャイアンのことです。 この回子供たちはキャプテンウルトラごっこという遊びをする。キャプテンになりきるわけだ。当時、月光仮面、ウルトラマン、仮面ライダーになりきった子供はいたと思うがキャプテンウルトラになりきる子供というのが果たして存在したのか。 そこらへんは一切わからないが少なくてもあの鼻声ロボットハックといびき声宇宙人バンデルの声まねをした子供のほうがいたのではないだろうか。それのみのまねってなんかおもしろい。特にハックさんはいいね。これこそザ・ロボット。日本人の等身大ロボットのイメージの結晶。当時のロボットがどういうものであったかを今私たちに教えてくれる。 ハックの口癖のひとつに語尾を「だーい」としてわめくことが多いような気がする。これこそ古きよき時代のロボットだーい。 PR |
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