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特撮とソフビと日常
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「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。でもご安心下さい。これは遠い遠い未来の物語なのです。え?なぜですって?我々人類は今、宇宙人に狙われるほどお互いを信頼してはいませんから。」

 メトロン星人登場の回はこう締められる。この時点でようやく逃げ回っていた情けない宇宙人の名がメトロン星人と判明するのです。よく聞かれる疑問をここに私が独自に解説してみましょう。私はこう解釈しているということです。

疑問 
 物語の未来の現在になっても人類は互いを信頼することなどしないではないか。そもそも舞台が昭和の町並みで本当に未来の物語なのか。

私の脳内補完
 未来というのは現在ではなくもっとはるかに遠い未来のこと。人類が滅亡寸前くらいの遠い未来。人口が減る→信頼感をもって協力して生きていかなければならない。→もう家族同然で信頼感が成立しないわけがない。

 昭和の町並み→そういう仮想空間またはその時代を完全に再現できる町並みに人類は住むことができている。昨今の昭和ブームのはるかに延長上にそれがある。そんな趣味の人間がいても特に不思議なことではない。

この話だけすべての設定を強引に無視すればこう解釈できないこともない。私はそういうことだと信じている。違うか?


 
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 帰ってきたウルトラマン第16・17話予告(テロチルス登場)
「夏の海辺に降る雪。ヨットが何者かのために爆破された。闇を飛ぶ巨大な怪鳥テロチルス。それは悪魔の使いか。ウルトラマン対テロチルスの死闘が始まる。さあ来週もみんなでみよう。」

「東京のビルの谷間に出現した巨大な銀の城。何のためにつくられたのか。マット対大怪鳥テロチルスの対決。我らがウルトラマンとの壮烈な空中戦が展開する。さあ来週もみんなで見よう。」

 名古屋章のナレーションとあの高らかと鳴り響くウルトラマン戦いのテーマを想像してください。けっこうこの予告編は注目してみるとおもしろいと思うのです。それで今回書きだしてみた次第です。次に書く予告はどの話のものかぜひ答えてみてください。すぐわかりますが。

「殴られ、蹴られ、叩きつけられるウルトラマン。最後のスペシウム光線も宇宙怪獣ベムスターには効き目がない。そのときウルトラセブンが颯爽と助太刀にやってきた。さあ来週もみんなで見よう。」

「来週のウルトラマンはまたすごいよ。北斗七星や星座を飲み込んじゃう怪獣バキューモンとザニカが出るんだ。おまけにウルトラマンがバキューモンの中へ飛び込んで大暴れするんだ。絶対見なくっちゃあね。見ようね。」

「マットを訪れたひとりの少年テルオ。あどけない表情が郷秀樹に恐怖の挑戦状を叩きつける。その正体は。ゼラン星人のおとりとは何か。郷が危ない。さあ来週もみんなで見よう。」

「止めろ。乱暴するのは止めてくれ。金山の胸に鮮血が散る。怒り狂う巨大魚怪獣ムルチ。飛ぶ車、燃え上がるビル。ウルトラマンの必殺ブレスレットが飛ぶ。さあ来週もみんなで見よう。」

「恐るべきウルトラマン暗殺計画。次々と蘇える怪獣の群れ。無残にも殺害されたアキの死に直面して、ウルトラマンが夕陽に立つ時。さあ来週もみんなで見よう。」

最後の予告なんかはかっこいいですね。夕陽のウルトラマンと呼ばれているわけです。姿が目に浮かびます。後半になると同じフレーズを繰り返すようになりますが。これは注目して見るべきです。

 ♪ベンとジョージは兄弟なのさ 挑む相手はJP JP 紫色のロンリーウルフ(ザボーガーのある歌の一部)

 だからなんだというのだ。なぜかジョージ真壁の名が離れなくて。わからん人は検索してくださいな。

 今日はなぜか田村正和の時代劇を全部みてしまった。あの独特の訛り早口言葉をなぜか聞きたくなったのだろう。時代劇としてはスタンダードだっただろうか。何がスタンダードなのかはわからんが。よかったと思うよ。
 どうも。特撮という昭和47年頃が全盛期のジャンルを愛好している者です。(何を全盛とするかが問題ですが。ここでは番組数が最も多い年を全盛期としています。)今はやや頭痛ぎみです。

 フルートとピアノのための協奏曲。あのメトロン星人のちゃぶ台シーンでかかっていた一部では有名な曲ですね。ペロリンガ星人登場の際にもかかっていました。私は通称メトロンのテーマと呼んでいますが。いい曲ですね。フルートの音色が美しくとても穏やかなんです。穏やかに始まるんですが、後半なぜかややテンポが速くなるんですがそこに切羽つまった感なんかが隠れているんですね。タイムリミットが近づいているように聞こえる部分がある。そんな穏やかな雰囲気の中、地球侵略計画が語られていくわけです。よくよく考えたら恐ろしいことです。

 私なんかはこの曲が好きでね。人生で大勢の観客がいる舞台に立つという時がもしあればぜひこの曲を流して登場してみたいですね。その後なにもできませんが。まさにメトロンのように見かけだおしになりそうですね。それを流して登場するのみ。

 いまさらですがウルトラセブンのクラシック音楽は素晴らしいです。12話のテーマとも呼べるクラシック曲「恋人たち」も聞けるとは思っていなかったですね。うれしいことです。
 ウルトラシリーズで三郎とつく人は名キャラであることが多いと私は以前書いたことがあります。この三郎という人たち、主人公をおいてその話の主役になっていることが多いのです。私は勝手に「ウルトラ3大サブちゃん」と呼んで敬意を表しているわけです。皆どちらかというと不器用な人ばかりです。とても私に似ている。そんな魅力あふれるサブちゃんを紹介いたしましょう。

●初代サブちゃん
ウルトラセブン第45話「円盤が来た」より
~福新三郎~
 町工場でいつも退屈な日々を過ごす気の弱い天文マニアの青年。ある日謎の少年と出会う。少年は地球が嫌になった福新を星の世界へと誘う…。

※この人が私に一番性格が近いのではないのかと思うのです。気が弱いところなんかが。さすが初代。完全に話の主役になってしまっている。本来はウルトラセブンが主役なのに。

●2代目サブちゃん
帰ってきたウルトラマン第16・17話「大怪鳥テロチルスの謎」、「怪鳥テロチルス東京大空爆」より
~松本三郎~
 三郎は結婚を約束していた恋人に逆恨みをし殺そうとする。しかしその計画は怪獣によって阻止され、彼は警察に逮捕された。それでもあきらめられない彼は脱獄し恋人のもとへ…。

※サブちゃん大暴れ。この前後編はまさに彼のためにあるようなもの。執拗に恋人を狙う姿に彼の恋人に対する想いが感じられます。やがてその想いは相手に届いた。しかし…。

●3代目サブちゃん
帰ってきたウルトラマン第27話「この一発で地獄へ行け!」より
~東三郎~
 三郎はキックボクサーである。ある日バス停で出会った女性に恋をした。彼は自分の試合に彼女を誘ってみようと決心した。しかしそこに思わぬ壁が立ちはだかった。

※よく怪獣グロンケンの存在意義について疑問がもたれるこの回。やはり三郎は主役の座を狙ってそこにいた。この回は爽やかな青春というものを見せてくれているのかもしれません。ラストの夕日のシーンがいい。

 簡単に説明をしてみました。どうです。どのサブちゃんも不器用ながら一生懸命生きているじゃないですか。私的には初代サブちゃんに共感できるのです。そのうち詳しい説明なんかもやっていきたいですね。ウルトラの影に三郎ありということがわかるのではないかと思うんですね。サブちゃん最高。
 


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