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特撮とソフビと日常
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 最近は最終回ゆきおんなをみていた。なぜかいまでもどこかにいそうなジャージ男のみが印象に残っている。京都行って製作費が少なくなり那須へ向かったとのことだ。

 さて、ウルトラには冬の時代があった。ウルトラマン80終了後から十数年間テレビシリーズが途絶えたまさに冬の時代。私はおそらくウルトラシリーズを地上波の再放送でみた最後の世代といっても過言ではないかもしれない。いいすぎかもしれんが。そんなウルトラ冬の時代であっても書店でのウルトラ関連本はやけに充実していた。図鑑では何度もみたことがあるが動く姿を一切みたことがないというのがこの世代の特徴なのかもしれない。ものすごい不思議な感覚ではある。

 そんな冬の時代(勝手にいっているが)の書籍をとりあげてみる。本放送映視聴世代はすでに大人になっておりここで何が展開されているかは知るよしもないだろう。まさに私の世代のみが知ることができる独特のウルトラが広がっているのだ。私の手元に「ウルトラ怪獣 決戦100」という書籍がある。キャッチコピーはゲーム感覚で楽しめるスーパー怪獣百科。そう、ゲーム感覚こそがこの世代のテーマ。

 ウルトラ指令アルファ 199071号

 なる指令が200X年に発せられ読者はかつてウルトラの戦士に倒された怪獣軍団をたおしていくという趣向の物語である。199071号はおそらくそのまま日付だろうな。つまり怪獣に能力値が設定され読者はサイコロを振ってその値によって怪獣に攻撃を加えて倒していくというRPG感覚でも遊べる画期的な怪獣図鑑である。それをひとりでやってみて面白いのかどうかは不明だが。Qから80までのけっこうマイナーなキャラまで網羅され脚本家や監督の名まで書かれている本格派怪獣図鑑である。データ至上主義のまさにテレビゲーム世代に向けた書籍であることは確かだ。

 この時期の怪獣図鑑の特徴に誰が考えたのかやたらとキャラの図版の横に戦闘能力グラフや技の破壊度などの数値を載せたがるという傾向がある。そして独自解説ね。この本にも宇宙仮面はM48星雲出身とか書いてあるし。本当かよ?うさんくささも昭和のそれにはひけをとらない。ただし図版はやはりこちらの平成世代のほうが充実はしているようだ。それにしてもあの冬の時代、各ウルトラキャラの動いている姿をみた子供というのが果たしていたのだろうか。ほぼ不可能だろう。再放送かレンタルビデオかLDしかなかったわけだから。

 遠く輝く夜空の星に ゲーム世代がゲーム世代のためのウルトラを望んだ時にやってきたのが電光超人グリッドマンなのかもしれないな。確かに私もそれを渇望していたのかもしれない。でも少なからず違和感を感じたのは確かだが。関係ないがEDテーマいい曲なのにフルサイズで収録されているCDがなかなかないんだよな。なんとかしてほしいが。 
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