忍者ブログ
特撮とソフビと日常
[434] [435] [436] [437] [438] [439] [440] [441] [442] [443] [444]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 「苦しさと悲しさを捧げよや いつの日か神の御手に抱きとられるために 見よや黒き太陽赤い月 大いなる怒りの日は近づけり」

 もはやギリシャでも何でもないウルトラマンAのアクエリウスの回。Aというのはこのように薄気味悪さというのをときどき強烈に発する。その怪しさが魅力のひとつでもある。

 さて、前回の独自解説というのを少し書いてみたい。個人的に気になったものを書いてみる。

 ストラ星人
 「第七銀河系にすんでいた宇宙人。地球の美しさに目がくらみ、自分の別荘にしようという無謀な企みを考えついてやって来た。地球人にとっては迷惑千万な話だ。身動きひとつせずに、体を横に滑らせ、平行移動できる不思議な足を持ち、その気になれば光速で走ることも可能。光や電波、電磁波の向きを変える力と催眠術、ズル賢い頭脳が彼のとりえ。手下のパラゴンとは一心同体であり、パラゴンが敗れると自分も死んでしまう変なヤツ」

 プルーマ
 「ゼラン星人がテレパシーで操る怪獣。ウルトラマン打倒作戦のオトリだが、それなりに強豪なのだ。体中毒素に染まった生物で、地球人に有害な排気ガスや放射線等が、こいつにとっては鉄骨飲料や食物繊維のように体によいというのでコワイ。あらゆるガス、毒物を吸って宇宙毒に分解し、それが毒の血液となって体中を流れている。3本キバでかみつかれたら即死だ。水素爆弾も通じない甲羅を持ち、足のツメの裏側はヤスリになっている」
                                                「ウルトラ怪獣 決戦100」より

 ストラ星人。「帰」の中でいちばん影が薄いキャラクターであろう。シリーズ屈指かもしれない。怪獣パラゴンともども記憶に一切残らない。シリーズ全体で100体選べといわれてこのキャラは出てこないだろう。ちなみにメトロン星人を差し置いて登場。なんだこのキャラ選抜は。「帰」といったら個性的なキャラの宝庫なのにこのキャラは本当に印象が薄い。なんか枯れすすきの中にたたずんでいた印象しかない。その気になれば光速で走ることができるんだと。

 プルーマ。劇中では明かされない独自設定が書き連ねられている。注目すべきは鉄骨飲料。これは現在にも昭和にも存在しない。まさにあの時期ならではの表現。

 やはりあの時期にしかみられないウルトラが広がっていたな。テレビ放送はなかったが子供向け書籍はやたらと充実していた独特の時代である。不思議な現象ではあった。
 

PR
 最近は最終回ゆきおんなをみていた。なぜかいまでもどこかにいそうなジャージ男のみが印象に残っている。京都行って製作費が少なくなり那須へ向かったとのことだ。

 さて、ウルトラには冬の時代があった。ウルトラマン80終了後から十数年間テレビシリーズが途絶えたまさに冬の時代。私はおそらくウルトラシリーズを地上波の再放送でみた最後の世代といっても過言ではないかもしれない。いいすぎかもしれんが。そんなウルトラ冬の時代であっても書店でのウルトラ関連本はやけに充実していた。図鑑では何度もみたことがあるが動く姿を一切みたことがないというのがこの世代の特徴なのかもしれない。ものすごい不思議な感覚ではある。

 そんな冬の時代(勝手にいっているが)の書籍をとりあげてみる。本放送映視聴世代はすでに大人になっておりここで何が展開されているかは知るよしもないだろう。まさに私の世代のみが知ることができる独特のウルトラが広がっているのだ。私の手元に「ウルトラ怪獣 決戦100」という書籍がある。キャッチコピーはゲーム感覚で楽しめるスーパー怪獣百科。そう、ゲーム感覚こそがこの世代のテーマ。

 ウルトラ指令アルファ 199071号

 なる指令が200X年に発せられ読者はかつてウルトラの戦士に倒された怪獣軍団をたおしていくという趣向の物語である。199071号はおそらくそのまま日付だろうな。つまり怪獣に能力値が設定され読者はサイコロを振ってその値によって怪獣に攻撃を加えて倒していくというRPG感覚でも遊べる画期的な怪獣図鑑である。それをひとりでやってみて面白いのかどうかは不明だが。Qから80までのけっこうマイナーなキャラまで網羅され脚本家や監督の名まで書かれている本格派怪獣図鑑である。データ至上主義のまさにテレビゲーム世代に向けた書籍であることは確かだ。

 この時期の怪獣図鑑の特徴に誰が考えたのかやたらとキャラの図版の横に戦闘能力グラフや技の破壊度などの数値を載せたがるという傾向がある。そして独自解説ね。この本にも宇宙仮面はM48星雲出身とか書いてあるし。本当かよ?うさんくささも昭和のそれにはひけをとらない。ただし図版はやはりこちらの平成世代のほうが充実はしているようだ。それにしてもあの冬の時代、各ウルトラキャラの動いている姿をみた子供というのが果たしていたのだろうか。ほぼ不可能だろう。再放送かレンタルビデオかLDしかなかったわけだから。

 遠く輝く夜空の星に ゲーム世代がゲーム世代のためのウルトラを望んだ時にやってきたのが電光超人グリッドマンなのかもしれないな。確かに私もそれを渇望していたのかもしれない。でも少なからず違和感を感じたのは確かだが。関係ないがEDテーマいい曲なのにフルサイズで収録されているCDがなかなかないんだよな。なんとかしてほしいが。 
 
  山を砕き 海を蹴散らし 地鳴りとともにやってくる…。
 
 最近画像加工に凝っている。とりあえず各シリーズからこれらの方々を載せてみる。

d72ffcab.jpeg
 2af7bece.jpeg
 2b97f1bc.jpeg
 085f96a8.jpeg

764e9c07.jpeg

  「イマノジダイヲ ケンメイニ イキナイト イケナイヨ」

 1たす2たす1たす2たす3メトロン もっともっと強くなろうぜ君たちも 3つの力 ひとつの心 夕焼け怪人 3メトロン…

 パソコンを全く扱えない私がついに画像を載せることに成功した。これが現時点での私の実力だ。それにしてもここまで来るのに時間がかかった。

 ウルトラには夕日キャラというのがいるな。夕日を浴びた姿が印象的なキャラクターだ。このメトロンをはじめ新マン、ナックル、ビーコン、ブラックキング、キングマイマイ、ツインテール、ケンドロスとやはり新マンに多い。全員集結させるのは遠い道のりである。今まではまぬけという方向へ向かっていたが今後は夕日へ向かってはしっていくか。

f165d79e.jpeg
 


忍者ブログ [PR]
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新CM
[12/07 21世紀の宇宙仮面]
[12/05 血潮]
[06/26 21世紀の宇宙仮面]
[06/26 musiba]
[05/05 21世紀の宇宙仮面]
最新記事
(01/31)
(12/31)
(11/30)
(10/31)
(10/27)
最新TB
プロフィール
HN:
21世紀の宇宙仮面
性別:
非公開
自己紹介:
主に特撮が好きな者です。よろしくおねがいします。
バーコード
ブログ内検索
最古記事
P R
カウンター
カウンター
アクセス解析