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特撮とソフビと日常
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 おそらくこれから先、誰も振り返らないであろうキャラクターというのがいる。特撮はそんなキャラクターの宝庫である。今回紹介するキャラクター、ゼミストラーもそのひとつだろう。ウルトラマンA第20話「青春の星、ふたりの星」に登場した。別名大蝉超獣という。

 おそらくウルトラシリーズ史上最悪のデザイン。蝉ですらないだろう。ごみの方がまだ近い。巨大なごみのような造形は醜悪そのもの。間違いなく人気も知名度もない。そんなゼミストラーというキャラクター。顔に長い鼻の先から炎を噴射する。不細工そのもの。

 そんなゼミストラー、かの有名キャラメトロン星人と共通点がある。リレー式電飾を使っているのである。だから蝉の口の部分の長い突起が無駄に点滅するのである。ものすごい崩れた造形で不細工で貧相な顔なのに顔の一部は豪華に点滅するというまぬけキャラである。愛すべきキャラクターかもしれない。

 目的もよくわからず船を空に飛ばすのみという能力を発揮する。その時飛ばした船の方がこの物語の主役なのかもしれない。「スカンジナビア号」という。確か80年の歴史を持ち、その名のとおり北欧から日本にやってきた客船である。レストランとして営業されていたが閉店。近年中国へ運ぶ際、和歌山沖で沈没。と、ゼミストラーなんかよりはるかに物語がある船である。レストラン、ぜひいってみたかったな。

 「スカンジナビア」沈没と聞いて即座にゼミストラーの船と思ったのは私だけだろうか。

 この回は他に後の東光太郎出演でも有名。ゼミストラーの立場は弱まるばかりだ。

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